東京発・洗練された都会派メンズスタイル──「TETE HOMME（テットオム）」の魅力とは
ファッションの本質とは何か。それは時に自己表現であり、またある時はライフスタイルの一部として人の生き方を映し出す鏡となる。東京という多彩なカルチャーが交差する都市において、その本質を研ぎ澄まし、現代男性の“リアル”をスタイルに昇華するブランドがある。それが「TETE HOMME（テットオム）」だ。
ミニマルで洗練された美意識、そして着る人の個性を引き立てるディテールの妙。ストリートとモードの境界線を軽やかに横断しながら、大人の男性が日常に取り入れられる上質なリアルクローズを提案するTETE HOMME。その魅力を、デザイン哲学からアイテムの特徴、ターゲット層、そしてこれからの展望に至るまで、余すことなくご紹介しよう。
ブランドの原点：「TETE HOMME」とは
TETE HOMME（テットオム）は、フランス語で「男の頭」「男のリーダー」といった意味を持つ言葉。その名が示す通り、ブランドは知性と品格を備えた“先頭に立つ男”をイメージしてスタートした。
1991年、東京・青山から始動したこのブランドは、当初から“大人のためのモードスタイル”を志向。華美な装飾よりもシルエットや素材の質に重きを置き、派手すぎず、地味すぎない、絶妙なバランス感覚でファンを魅了してきた。
都会の喧騒の中でもどこか静けさを纏う。そんな、主張しすぎず存在感のある佇まいこそ、TETE HOMMEのスタイルの核であり、時代を超えて支持され続ける理由の一つである。
洗練と機能性の共存：TETE HOMMEのデザイン哲学
TETE HOMMEのウェアは、一見すると非常にシンプルでクリーンだ。しかし、よく見るとパターンや素材使いに緻密な工夫が施されており、ただのベーシックには終わらない奥行きがある。
キーワードは「モード×コンフォート」。例えば、ジャケットはクラシカルなテーラリングに立脚しながらも、ストレッチ素材を使用することで着心地を損なわず、都会的な動きやすさを両立。パンツには美しいテーパードラインを採用しながら、ウエストゴムやドローコード仕様でリラックス感を加味するなど、現代のライフスタイルに寄り添った工夫が随所に散りばめられている。
また、カラーリングも秀逸。モノトーンを基調に、ネイビー、カーキ、ベージュといったアースカラーを巧みに取り入れ、ビジネスからオフスタイルまで幅広く対応可能。過剰な色使いを避け、あくまで着る人自身が主役になることを意識した色設計が特徴だ。
都会に生きる大人の男性へ：ターゲットとライフスタイル
TETE HOMMEの顧客層は、20代後半から40代を中心とした都会に生きる男性たち。職業や立場はさまざまだが、共通しているのは「自分らしく、洗練されたスタイルを楽しみたい」という価値観を持っていること。
ブランドが提案するのは、いわば“着飾らないエレガンス”。それは、誰かに見せるためではなく、自分が心地よくいられるための服。仕事終わりの一杯や、週末の美術館巡り、時には大切な人とのディナー。そんな日常のささやかなシーンを豊かに彩るスタイルを、TETE HOMMEは支えてくれる。
さらに近年では、スーツスタイルにも新風を吹き込んでいる。ウール調のジャージ素材を使ったセットアップや、撥水性・防シワ性を備えたトラベルスーツなど、アクティブな現代人に向けた新しいビジネスウェアを提案し、多忙なビジネスマンたちの強い味方となっている。
定番アイテムにこそ宿る“らしさ”
TETE HOMMEの魅力を語る上で外せないのが、ブランドの定番アイテムたちだ。中でも人気が高いのが、毎シーズン進化を続けるジャケット・セットアップシリーズ。テーラリングの技術を活かしながらも、ノンストレスな着心地を実現するため、素材やディテールに改良が加えられている。
また、シャツやカットソーも見逃せない。TETE HOMMEのシャツは、立体的なパターン設計により、一枚で着てもサマになるシルエットを実現。カットソーには上質なコットンや機能素材を使用し、インナーとしても一枚着としても活躍する万能アイテムに仕上がっている。
季節限定で登場するアウターやパンツにも定評があり、ミリタリーデザインをモダンに再構築したコートや、素材に遊び心を加えたイージーパンツなど、毎シーズンファッション感度の高い層から注目を集めている。
持続可能な未来へ──TETE HOMMEの新たな取り組み
現代のファッションブランドにおいて、サステナビリティへの取り組みは欠かせないテーマだ。TETE HOMMEでも近年、環境に配慮した素材の使用や、生産背景の透明性の確保に積極的に取り組んでいる。
具体的には、リサイクルポリエステルやオーガニックコットンの活用、無駄な廃棄を出さない生産システムの導入、パッケージの簡素化など、小さな一歩を積み重ねる形で地球への負荷軽減に努めている。
これは単なる“流行”としてのエコではなく、「着る人の未来まで見据えた服作りをしたい」というブランドの理念に根差した活動である。このような姿勢が、多くの共感を呼んでいる。
TETE HOMMEのおすすめランキング
【1位】上品な艶と着心地の良い モクロディクルーネックＴシャツ
【2025 S/S新作】
ジャケットのインナーとして最適な一枚。長年にわたり支持され続けてきた、ブランドの顔とも言える定番カットソーです。
素材について
・極細の糸を高密度で編み立てることで、驚くほどやわらかな肌触りを実現
・表裏両面を編むことで、耐久性と着心地の良さを両立
・表面にはシルケット加工を施し、さりげない光沢と上品なツヤ感をプラス
・洗濯による型崩れや縮みを抑え、デイリーに使いやすいイージーケア素材
デザインポイント
・2025年春夏モデルより、より快適な着用感を追求し、肩幅と身幅をやや広めに調整
・スリムなシルエットで、1枚着はもちろん、インナー使いにも最適
・素材の風合いと上品なツヤ感を活かしたミニマルなデザイン
・特にジャケットとの相性が良く、オン・オフ問わず使えるきれいめカットソーに仕上がっています
スタイリング提案
・テーラードジャケットなど、きれいめなアイテムとのコーディネートにぴったり
・同素材で展開されているロングスリーブTシャツやビッグシルエットTシャツと組み合わせることで、幅広いスタイルに対応可能
¥10,780税込
【2位】スーパーストレッチ ライトハニカムジャケット
¥29,700税込
【3位】ダイヤ柄スタンドポロ
¥15,400税込
TETE HOMMEが描くこれからのメンズウェア
ファッションの役割は、時代と共に変化していく。かつては“ステータス”を示すものであった服も、今では“価値観”や“生き方”を映し出すものへと進化している。
そんな中でTETE HOMMEは、「肩肘張らず、でも自分らしく」。そんな現代の男性像に寄り添い、ファッションを通して生き方に品格と余裕をもたらすブランドとして、さらなる進化を遂げていくだろう。
これからもTETE HOMMEは、変化する時代の中で“変わらない本質”を見つめながら、新しい都市型メンズウェアの可能性を切り拓いていくに違いない。
最後に──あなたにとって“本当に必要な服”とは何だろうか。
それはトレンドを追いかける服ではなく、気づけば何度も袖を通してしまう服。TETE HOMMEの服は、まさにそんな存在であり、着る人の日常に静かに寄り添う“相棒”のようなものだ。
東京発、大人のためのリアルモード──「TETE HOMME」。その服に袖を通した瞬間、あなたのスタイルにも、きっと新しい風が吹くだろう。
